NotebookLMでスライド作成する全手順|プロンプト例・上限・PPT変換まで完全ガイド

「会議の資料、また今夜も作らなきゃ…」そんなふうに、資料作成のために夜遅くまでパソコンと向き合った経験はありませんか。構成を考えて、デザインを整えて、誤字をチェックして——気づけば数時間が過ぎている。そんな悩みを抱える方は、決して少なくないはずです。
特に、資料の元となる情報がすでに手元にあるのに、それを「スライドという形」に整えるだけで多くの時間を取られてしまうのは、なんとももどかしいものです。伝えたい内容は明確なのに、体裁を整える作業に追われてしまい、肝心の中身を練る時間が削られてしまう——そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実は、Googleが提供する無料AIツール「NotebookLM」を使えば、その悩みは驚くほどシンプルに解決できます。アップロードした資料をもとに、AIが数分でプレゼン用のスライドを自動生成してくれるからです。しかも、単なる要約ではなく、あなたが用意したソース(根拠資料)に忠実な内容なので、AI特有の「もっともらしいウソ(ハルシネーション)」が起きにくいという安心感もあります。
本記事では、Google公式ヘルプの情報と実際の操作画面の検証をもとに、NotebookLMでスライドを作成する具体的な手順から、効果的なプロンプトの書き方、生成できる枚数の上限、PowerPoint(PPT)形式での保存方法まで、まるごと解説します。一言でまとめると「NotebookLMのスライド作成機能を使いこなすための完全マニュアル」です。
この記事を読まずに我流で操作を続けると、上限に達して生成できなくなったり、意図と違うスライドが量産されてしまったりと、時間をムダにしてしまうかもしれません。逆に、読み終えたときには、あなたは資料作成の時間を大幅に短縮しながら、質の高いプレゼン資料を安定して作れるようになっているはずです。結論として、NotebookLMのスライド作成機能は、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単に使いこなせる、資料作成の心強い味方だと言えます。さっそく見ていきましょう。
この記事でわかること
- NotebookLMでスライドを作成する具体的な手順
- 意図通りのスライドを引き出すプロンプトのコツと実例
- 生成できる枚数・回数の上限と、その賢い付き合い方
- スライドをPPT(パワーポイント)形式で保存する方法
- 料金プランの違いと、あなたに合ったプランの選び方
NotebookLMスライド作成とは
NotebookLMのスライド作成機能とは、ユーザーがアップロードしたPDFやWord、Webサイト、YouTube動画などの「ソース」をもとに、AIがプレゼンテーション用のスライド資料を自動生成する機能です。2025年11月のアップデートで新たに追加され、注目を集めました。
この機能の最大の特長は、インターネット上の一般的な情報ではなく、ユーザーが指定した資料の内容だけを根拠にスライドが作られる点にあります。そのため、社内資料や専門的な研究内容をもとにしても、内容がブレにくく、信頼性の高いスライドに仕上がりやすいのです。
もともとNotebookLMは、「ソースを追加すると、その内容をもとにAIが質問へ回答してくれるリサーチツール」として知られていました。そこにスライド作成機能が加わったことで、単なる情報の整理・検索にとどまらず、整理した情報を「人に伝える形」までワンストップで仕上げられるツールへと進化しました。この変化は、資料作成にかかる工程を大きく短縮する、非常に大きなアップデートだったといえます。
特にビジネスの現場では、「調べる」「まとめる」「伝える」という3つの工程を、それぞれ別のツールで行っていた方も多いのではないでしょうか。NotebookLMを使えば、この一連の流れを一つのツールの中で完結させられるため、ツールを行き来する手間や、情報の転記ミスといったリスクも減らせます。
ポイント:NotebookLMのスライド作成は「手元の資料を、根拠のあるプレゼン資料へ自動変換してくれる機能」です。ゼロから構成を考える手間を省き、資料作成の第一歩を大きく前進させてくれます。
スライドとインフォグラフィックの違い
NotebookLMには、スライド作成と似た機能として「インフォグラフィック(解説画像)」生成機能も用意されています。両者は目的が異なるため、使い分けを理解しておくと、より効果的に活用できます。
つまり、「複数ページに分けてじっくり説明したい」ときはスライド作成を、「1枚でパッと要点を伝えたい」ときはインフォグラフィックを選ぶのがおすすめです。目的に応じて機能を使い分けることで、伝えたい情報をより的確に届けられます。
以下のリンクでNotebookLMのインフォグラフィックについてまとめた記事を書いています。もしよろしければご覧ください。
→NotebookLMインフォグラフィックとは?作り方・プロンプト・上限・文字化け対処法を徹底解説
スライド作成の使い方
ここでは、NotebookLMを使ってスライドを作成する基本的な手順を、3つのステップに分けて紹介します。難しい設定は不要で、初めての方でも数分あれば実践できます。
1ノートブックを作成しソースを追加する
まず、NotebookLMの公式サイトにアクセスし、新しいノートブックを作成します。次に、スライドの元となる資料(PDF、Word、WebサイトのURLなど)を「ソース」としてアップロードします。ソースが多いほど、AIはより幅広い情報をもとにスライドを構成できます。
2Studioパネルからスライド資料を選択する
画面右側の「Studio」パネルにある「スライド資料」を選択します。鉛筆アイコンをクリックすると、生成前に細かいカスタマイズも可能です。
3形式や長さを指定して生成する
「詳細なスライド」(文章多めで単独閲覧向き)か「プレゼンターのスライド」(要点重視で発表向き)かを選び、出力言語や長さ(短め・デフォルト・長め)を指定したら、生成ボタンを押すだけです。生成中もノートブック内で他の作業を続けられます。
この2つの形式は、用途によって明確に使い分けるのがおすすめです。たとえば、参加できなかったメンバーへメールで送付する報告資料であれば、文章量が多く単独でも内容が伝わる「詳細なスライド」が適しています。一方で、あなた自身が発表する予定のプレゼン資料であれば、要点だけが視覚的にまとまった「プレゼンターのスライド」を選ぶことで、話す内容に集中しながら聴衆の視線もスライドに引きつけられます。目的に合わせてこの2形式を選択するだけで、資料の完成度は大きく変わってきます。
この3ステップを覚えておけば、どんな資料からでもスムーズにスライドを作成できます。特に「対象者」「スタイル」「重視したいポイント」を入力欄に添えると、より意図に近い仕上がりになりやすい点がポイントです。
また、生成が完了したスライド資料は、Studioパネルの一覧にタイトル付きで保存されます。過去に作成したスライド資料は、いつでも一覧から選び直して読み込めるため、「前回作ったスライドをもう一度見たい」という場合も迷うことはありません。ビューアを開けば、スクロールでのページ移動や拡大・縮小のほか、再生ボタンから全画面のスライドショーモードを起動することも可能です。プレゼン本番では、この全画面モードを使えば、クリックまたは矢印キーだけでスムーズにスライドを進行できます。
効果的なプロンプトのコツ
NotebookLMでスライド作成の精度を高めるカギは、生成前に入力する「説明文(プロンプト)」の書き方にあります。ここでは、質の高いスライドを引き出すためのコツを3つのポイントでお伝えします。
- ✅ 対象者を明示する:「新入社員向け」「経営層向け」など、誰が読むスライドかを指定すると、専門用語の量や説明の深さが調整されます。
- ✅ スタイルを指定する:「大胆で遊び心のあるスタイルで」「フォーマルなビジネストーンで」など、雰囲気を伝えると見た目の印象も変わります。
- ✅ 重視したいポイントを絞る:「一つひとつの手順に焦点を当てて」のように、強調したい観点を伝えると、情報の取捨選択が的確になります。
プロンプトはできるだけ具体的に書くことが成功の近道です。逆に「いい感じにまとめて」のような曖昧な指示だと、AIの解釈にばらつきが生まれやすくなります。
さらに一歩踏み込むなら、次のような要素をプロンプトに加えると、仕上がりの精度がぐっと高まります。
- ✅ 枚数の目安を伝える:「10枚程度で」「要点だけを5枚に凝縮して」のように伝えると、情報量の調整がしやすくなります。
- ✅ 避けたい表現を伝える:「専門用語は使わずに」「ネガティブな表現は避けて前向きな言葉で」など、トーンの方向性を具体的に指定します。
- ✅ 構成の流れを伝える:「課題→原因→解決策→まとめ、の順番で」のように展開の型を指定すると、ストーリー性のあるスライドになります。
これらの要素を組み合わせることで、AIの解釈のブレを最小限に抑え、狙い通りのスライドに近づけることができます。次の章では、実際にそのまま使えるプロンプト例を紹介します。
スライド作成プロンプト例5選
ここでは、シーン別にそのままコピーして使えるプロンプト例を紹介します。自社の資料に合わせて、対象者や強調ポイントの部分だけ書き換えてみてください。
これらのプロンプト例に共通しているのは、「誰に」「どんなトーンで」「何を重視して」という3つの要素が明確に含まれていることです。この型を覚えておくだけで、さまざまな場面に応用できます。
スライド編集で微調整する
以前のNotebookLMでは、一度生成したスライドを細かく編集することができませんでした。しかし最新のアップデートにより、チャット形式のプロンプトで内容を修正できるようになり、編集の自由度が大きく向上しています。
編集の手順はシンプルです。修正したいスライドを選択し、プロンプト欄に「内容を簡潔にして」「トーンをもっとカジュアルに変えて」といった指示を入力するだけで、AIが文脈を踏まえて内容を書き換えてくれます。タイトルの変更や、特定のスライドだけの改訂も可能です。
⚠️ 注意:NotebookLMが生成するスライドはPDFとして画像化された状態で出力されるため、Googleスライドやパワーポイントのように、テキストボックスを直接ドラッグして細かくレイアウトを調整することはできません。現状では「プロンプトで内容を整えたうえで、最終的な体裁は他のツールで仕上げる」という流れが、実務ではもっとも効率的だと言えるでしょう。
また、覚えておきたいのが「リビジョンを生成するたびに、NotebookLMはまったく新しいスライド資料を作成する」という仕組みです。つまり、修正を加えるたびに以前のバージョンが自動的に上書きされるわけではなく、新しい資料として生成される点に注意しましょう。過去のバージョンを残しておきたい場合は、修正前の段階で一度PDFとしてダウンロードし、手元に保存しておくと安心です。この一手間を習慣にしておくだけで、「前のバージョンに戻したいのに戻せない」というトラブルを未然に防げます。
スライド作成の上限とは
NotebookLMのスライド作成機能には、いくつかの利用上限が設定されています。あらかじめ把握しておくことで、「急に生成できなくなった」という戸惑いを避けられます。
ポイント:「個々のスライドを修正できる回数には制限がないが、まったく新しいスライド資料を作り直す回数には上限がある」という点です。そのため、微修正はプロンプトでの編集を活用し、上限を無駄に消費しないようにするのがコツです。
なお、30枚を超えるような大ボリュームのプレゼンを作りたい場合は、内容をいくつかのパートに分けてそれぞれ生成し、後から一つに結合するという工夫をしているユーザーも多く見られます。上限は制約というより、「情報を整理しながら段階的に資料を仕上げる」ための良いペース配分だと捉えると、前向きに活用できるはずです。
上限を賢く使いこなすコツは、いきなり本番用のスライドを作ろうとしないことです。まずは大まかな構成をつかむための「たたき台」として1回生成し、全体の流れを確認したうえで、必要な部分だけをプロンプトで修正していく——という順番を意識すると、上限を無駄に消費せずに、効率よく理想のスライドへ近づけられます。特に業務で日常的に使う場合は、あらかじめ「今日はこのノートブックで何回生成する予定か」を大まかに決めておくと、上限に達して作業が止まってしまうという事態を避けやすくなります。
スライド作成にかかる時間
NotebookLMの公式ヘルプによると、スライド資料の生成には数分程度かかるとされています。生成はバックグラウンドで処理されるため、待っている間もノートブック内で他の作業(チャットでの質問や別のソースの追加など)を並行して進められる点が便利です。
体感としては、ソースの分量が多いほど、また指定する枚数や詳細度が高いほど、生成にかかる時間はやや長くなる傾向があります。とはいえ、ゼロから手作業でスライドを作るのに比べれば、圧倒的なスピードであることは間違いありません。会議の直前に「たたき台だけでも欲しい」という場面でも、十分に実用的なスピード感だと言えるでしょう。
従来、1つのプレゼン資料を作るためには、構成を練る時間、文章をまとめる時間、デザインを整える時間を合わせて数時間かかることも珍しくありませんでした。NotebookLMを使えば、その大部分を数分に圧縮できるため、浮いた時間を「内容をより深く練る」「デザインを微調整する」といった、本当に価値のある作業へ振り向けられるようになります。時間という限られた資源を、より創造的な作業に使えるようになる点こそ、この機能の一番の魅力だといえるでしょう。
スライドをPPT保存する方法
NotebookLMで生成したスライドは、標準機能ではPDF形式でのダウンロードのみに対応しています。PowerPoint(.pptx)形式で直接エクスポートする機能は、2026年7月時点では標準では提供されていません。
そのため、パワーポイント形式で編集したい場合は、以下のような方法で変換するのが一般的です。
1PDFをダウンロードする
NotebookLMのスライド資料ビューアから「ダウンロード」を選び、PDFファイルを保存します。
2PowerPointでPDFを開く
PowerPointには「オブジェクトの挿入」や画像として取り込む機能があるため、PDFのページを画像化してスライドに配置する方法が手軽です。
3専用の変換ツールを使う
PDFをPPTX形式に変換できるオンラインツールやソフトを利用すれば、テキストや図形をある程度編集可能な状態で取り込めます。
今後のアップデートで、PDF以外の出力形式(PowerPointやGoogleスライド形式でのエクスポートなど)が追加される可能性も十分に考えられます。最新の対応状況は、随時NotebookLM公式ヘルプで確認することをおすすめします。
作成できない時の対処法
「スライド資料のボタンが見当たらない」「生成しようとしてもエラーになる」——そんなときに確認したいチェックポイントを3つ紹介します。落ち着いて一つずつ確認すれば、多くの場合は解決できます。
それでも解決しない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしたり、別のノートブックで試したりすることで改善するケースもあります。また、利用しているブラウザのバージョンが古い場合や、拡張機能が影響している場合もあるため、シークレットモードで開き直して試してみるのも有効な手段の一つです。焦らず一つずつ切り分けていけば、大抵の不具合は解消できるので安心してください。
他ツールとの違いを比較
スライドを自動生成できるAIツールは、NotebookLM以外にもいくつか存在します。それぞれの特徴を理解しておくと、目的に応じて最適なツールを選べるようになります。
それぞれに強みがあるため、「根拠となる資料をもとに正確な内容を素早くまとめたい」という場面ではNotebookLMが、「見た目の完成度を重視したい」という場面ではGammaやCanvaが向いていると言えるでしょう。目的に応じてツールを使い分ける、あるいは組み合わせることで、資料作成の質とスピードを両立させることができます。
実際の運用では、「まずNotebookLMで根拠に基づいた構成案を素早く作り、その骨子をもとにGammaやPowerPointで最終的な見た目を整える」という2段階のワークフローを採用しているユーザーも増えています。1つのツールに頼りきるのではなく、それぞれの得意分野を組み合わせることで、正確さとデザイン性を両立した資料をより効率的に作り上げられるでしょう。
作成したスライドの共有方法
NotebookLMで作成したスライド資料は、チーム内やお客様への共有もスムーズに行えます。公式ヘルプによると、共有方法は主に3つ用意されています。
⚠️ 注意:ノートブックの一般公開共有は個人向けアカウントでのみ有効になっており、Workspace EnterpriseアカウントやEducationアカウントでは現在無効となっています。社外の相手と共有する際は、公開範囲の設定を事前に確認しておくと、情報漏えいなどのトラブルを未然に防げます。
また、スライド資料を削除すると、それまでに発行していた共有リンクは無効になります。「一時的にだけ共有したい」という場合は、共有後にスライド資料を削除することで、アクセスを簡単に打ち切ることもできます。用途に応じて共有方法を使い分けることで、社内外どちらの相手にもスムーズに情報を届けられるでしょう。
料金プランを徹底比較
NotebookLMは無料でも十分に活用できるツールですが、上位プランに加入すると、ソースの上限数や生成回数、利用できるAIモデルの性能などが強化されます。主なプランの違いは次のとおりです。
料金や提供内容は変更されることがあるため、契約前には必ずGoogle公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。まずは無料版でスライド作成機能を試してみて、「もっと大量の資料を扱いたい」「もっと高性能なAIを使いたい」と感じたタイミングで上位プランを検討するのが、無理のないステップアップの仕方だといえます。
特に、個人で日常的に資料作成の効率化を図りたい方には、Google AI Proなどの上位サブスクリプションに含まれる「Pro」プランが人気を集めています。ソースの上限数が拡大されるだけでなく、スライド生成の割り当ても増えるため、「無料版だと上限がすぐ来てしまう」と感じ始めたタイミングが、プラン移行を検討する一つの目安になるでしょう。一方で、法人としてチーム全体で活用したい場合は、セキュリティ機能が充実したEnterpriseプランが安心です。導入規模や用途に応じて、最適なプランを選んでみてください。
活用シーンを4つ紹介
NotebookLMのスライド作成機能は、さまざまなビジネスシーンや学習シーンで活躍します。ここでは代表的な4つの活用例を紹介します。
️ 社内資料・議事録の要約プレゼン
長時間の会議の議事録や、複数の資料をまとめて、要点を押さえたプレゼン資料へと自動変換できます。会議に参加できなかったメンバーへの共有資料としても重宝します。特に、複数回にわたるプロジェクト会議の内容を一つのノートブックに蓄積しておけば、途中経過をまとめた進捗報告スライドも、必要なタイミングでいつでもすぐに作成できるようになります。
研修・教育コンテンツの作成
マニュアルや教材をソースとして読み込ませることで、研修用のわかりやすいスライドを短時間で用意できます。対象者を「新入社員向け」などと指定すれば、理解しやすい表現に自動調整されます。
学術論文・レポートの要約
難解な論文や長いレポートも、要点を整理したスライド形式に変換すれば、短時間で全体像を把握できます。学習効率を高めたい学生や研究者からも支持されている使い方です。
営業・マーケティング資料のたたき台作成
市場調査データや製品仕様書をソースとして読み込ませれば、営業提案の骨子となるスライドを短時間で用意できます。ゼロから構成を考える手間が省けるため、そのぶん顧客ごとの細かなカスタマイズに時間を使えるようになります。
このように、NotebookLMのスライド作成機能は「情報をインプットする側」にも「アウトプットして伝える側」にも役立つ、汎用性の高い機能だといえます。日々の業務の中で「資料を作る時間がもっとあれば」と感じている方ほど、その恩恵を大きく実感できるはずです。
作成を成功させる3つのコツ
最後に、NotebookLMのスライド作成を業務や学習でうまく活用するための、心がけておきたいポイントを3つまとめます。
1ソースの質にこだわる
スライドの質は、元となるソースの質に大きく左右されます。情報が整理された資料をソースとして選ぶことで、生成されるスライドの精度も自然と高まります。
2一度で完璧を求めない
まずはたたき台として生成し、プロンプトでの修正を重ねながら理想の形に近づけていく、という段階的なアプローチを意識しましょう。
3最終確認は人の目で行う
AIが生成した内容には、まれに事実と異なる表現が含まれる可能性があります。特に社外へ共有する資料は、公開前に必ず内容をチェックする習慣をつけておくと安心です。
この3つを意識するだけで、NotebookLMのスライド作成機能を、より安心して、より効果的に業務や学習に取り入れられるようになるはずです。
よくある質問
Q1. NotebookLMのスライド作成は無料で使えますか?
A. はい、無料版でもスライド作成機能を利用できます。ただし、生成できる枚数や回数には上限があるため、頻繁に大量のスライドを作成したい場合は、上位プランの利用を検討するとよいでしょう。
Q2. 生成したスライドは編集できますか?
A. チャット形式のプロンプトで内容を修正することが可能です。ただし、出力自体はPDF形式のため、テキストボックスの位置を直接ドラッグして調整するような細かいレイアウト編集はできません。
Q3. スライドをパワーポイント形式で保存できますか?
A. 2026年7月時点では、PDF形式でのダウンロードのみに対応しています。パワーポイント形式にしたい場合は、PDFを変換ツールなどで加工する必要があります。
Q4. 一度に何枚のスライドを作成できますか?
A. 1回の生成につき15枚前後が目安です。ソースの内容や指示によって前後します。それ以上のボリュームが必要な場合は、パートごとに分けて生成する方法がおすすめです。
Q5. どんな資料をソースとして使えますか?
A. PDFやWord、CSV、PowerPointといったファイル形式のほか、GoogleドキュメントやGoogleスライド、WebサイトのURL、YouTube動画のURLなど、幅広い形式に対応しています。目的に合わせて複数のソースを組み合わせることも可能です。
Q6. 生成されたスライドの内容は正確ですか?
A. アップロードしたソースの内容をもとに生成されるため、一般的な生成AIよりも根拠のある内容になりやすい設計です。とはいえAIによる生成である以上、視覚的な誤りや事実と異なる表現が含まれる可能性はゼロではありません。特に社外向けの資料として使う際は、公開前に一度目を通し、内容を確認する習慣をつけておくと安心です。
まとめ
本記事では、NotebookLMのスライド作成機能について、使い方の手順からプロンプトのコツ、編集方法、上限、生成時間、PPT保存の方法、料金プランまで幅広く解説しました。
この記事のまとめ
- NotebookLMのスライド作成は、手元の資料を根拠にした精度の高いスライドを、わずか数分で自動生成してくれる機能
- 対象者やスタイルを明確にしたプロンプトを意識するだけで、仕上がりのクオリティは大きく向上する
- 上限やPDF出力といった制約はあるものの、工夫次第で十分にカバーできる
ぜひ今日から、手元にある資料をNotebookLMにアップロードして、スライド作成機能を試してみてください。資料作成にかけていた時間が大きく短縮され、あなたの業務や学習にゆとりが生まれるはずです。
最初の一歩は、決して難しいものではありません。今使っている議事録や企画書を一つ、ノートブックにアップロードするだけで十分です。そこから生まれたスライドを見れば、きっと「思っていたより簡単だった」と感じられるはずです。資料作成にかかっていた時間を、あなたが本当にやりたい仕事や、じっくり考えたい企画のために使えるようになる——そんな未来へ向けて、まずは気軽に試してみてください。
以下のリンクでNotebookLM活用事例についてまとめた記事を書いています。
もし、こちらも興味があればご覧ください。
→NotebookLM活用事例21選|個人・企業のすごい使い方を完全解説
以下のリンクでNotebookLMのインフォグラフィックについてまとめた記事を書いています。もしよろしければご覧ください。
→NotebookLMインフォグラフィックとは?作り方・プロンプト・上限・文字化け対処法を徹底解説
以下のリンクで在宅勤務におすすめのアイテムを紹介しています。もしよろしければ御覧ください。
→在宅勤務におすすめのアイテム【PC周辺効率化&便利快適アイテム】
以下のリンクでClaudeとChatGPTの違いについてまとめた記事を書いています。もしよろしければ御覧ください。
→ClaudeとChatGPTの違いを徹底比較!初心者でもわかる活用ガイド
以下のリンクでClaudeでのPowerPoint作成・使い方についてまとめた記事を書いています。もしよろしければご覧ください。
→ClaudeでのPowerPoint作成・使い方完全ガイド|インストールから活用術まで徹底解説




















最近のコメント