VBAで外部のAccessに接続する方法【adoデータベース(DB)接続&接続解除】
VBAで外部AccessのDBに接続する方法がわからない方向けに書いています。
本記事の内容
会社の業務自動化やデータ分析等でAccessのデータベースからデータを取得することがあると思います。
定期的な業務はVBAで自動的にデータ取得して、業務時間を大幅に短縮ですことが期待できます。
ぜひご活用ください。
VBA(マクロ)でAccess(アクセス)に接続&接続解除する方法
1.参照設定
参照設定からADO(ActiveX Data Objects)を使用することでExcelやAccess等のOfficeソフトからAccessに接続することができます。
まず、ADOを使用するための参照設定を設定します。
①Visual Basic Editorを起動する
②Visual Basic Editorのメニューバーの「ツール」をクリックした後、「参照設定」をクリックする
③参照設定画面が開かれた後、参照可能なライブラリファイルから「Microsoft ActiveX Data Objects X.X Library」にチェックを入れてOKボタンを押す
ADOのバージョンは環境によって異なりますので、環境に合わせて読みかえください。
わからなければ、最新のバージョンを選択して使用してみてください。
2.Access(アクセス)への接続
Accessに接続、切断するサンプルプログラムを以下に記載します。
- '*****************************************
- '* Accessデータベース接続
- '*****************************************
- Public ADO_CN As ADODB.Connection 'ADOコネクション
- Public Sub ADO_CONNECTION()
- Dim ACCESS_FILEPATH As String 'Accessファイルパス
-
- 'Accessファイルパス
- ACCESS_FILEPATH = "C:\Users\\開発\Database1.accdb"
-
- 'Connectionオブジェクトのインスタンス化
- Set ADO_CN = New ADODB.Connection
-
-
- 'Access接続
- ADO_CN.Open "Provider=Microsoft.ACE.OLEDB.12.0;" & _
- "Data Source=" & ACCESS_FILEPATH & ";"
- End Sub
- '*****************************************
- '* Accessデータベース接続解除
- '*****************************************
- Public Sub ADO_DISCONNECTION()
-
- '接続解除
- ADO_CN.Close
- Set ADO_CN = Nothing
- End Sub
まとめ
ExcelVBAやAccessVBAから外部のAccessにデータベース接続する方法を紹介しました。
Accessのデータベースからデータを自動的に取得するプログラムに活用いただけたらと思います。
業務効率化等に必ず役に立つはずです。
最後までありがとうございました。
「【VBA】Accessデータベースを自動的にファイル圧縮(最適化/修復)する方法」
「VBAからOracle Databaseに接続する方法」
「VBAでSQL Serverに接続する方法」
も紹介していますので、もしよろしければ御覧ください。
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