ファイルを自動的にコピー&ペーストして保存する方法【batファイル&タスクスケジューラ】
オフィス、在宅のPC業務で毎日決まったファイルをコピー&ペーストしている人
会社のPC業務で毎日同じ更新されたファイルをコピー&ペーストしていて、効率化をしたい人
会社から残業規制が出て少しでも残業を減らしたい人
会社でPCの業務している人やPCを頻繁に使用する人向けに書いています。
本記事の内容
・ファイルのコピー&ペースト業務効率化
定期的にファイルをコピーして保存していませんか?
定期的にファイルをファイルサーバに保存してる業務はありませんか?
batファイルで自動的にファイルをコピー&ペーストする方法を紹介します。
bat(バッチ)ファイルで自動ファイルコピーする方法
自動的にファイルをコピー&ペーストするbatファイルの作成方法とタスクスケジューラによるbatファイルの定期自動実行方法を説明します。
ファイルをコピーするbatファイルを作成する方法
以下がファイルをコピーするサンプルです。サンプルをもとにご自身の環境に合わせてお使いください。
ファイル名はCOPY.bat(任意)とでもして、エディターに以下のコードを入力ください。
rem /* 文字化け回避 */chcp 65001
rem /* ファイルサーバ接続 */
net use /del /y /*保存先フォルダパス*/ > NULL 2>&1
net use /*保存先フォルダパス*/ /user:/*ユーザID*/ /*パスワード1*/
net use /*保存先フォルダパス*/ /user:/*ユーザID*/ /*パスワード2*/
net use /*保存先フォルダパス*/ /user:/*ユーザID*/ /*パスワード3*/
rem /* 削除対象ディレクトリ設定 */
SET TARGET_DIR= /*保存先フォルダパス*/
pushd %TARGET_DIR%
SET NET_DIR=%cd%
rem /* 12日以上更新していない一時ファイルを削除 */
forfiles /P %NET_DIR% /S /D -12 /c “cmd /c del @file /Q /ah"
rem /*12日以上更新していないファイルを削除 */
forfiles /P %NET_DIR% /S /D -12 /c “cmd /c del @file /Q"
rem /*空ディレクトリを削除 */
for /f “usebackq delims=" %%i in (`dir %TMP_DIR% /a:d /b /s ^| sort /r`) do rd “%%i"
rem /* 今日の日付を取得(yyyymmdd) */
set now=%date:~-10,4%%date:~-5,2%%date:~-2,2%
rem /* ファイルコピー */
copy /Y /*コピー元ファイルパス*/ /*保存先ファイルパス*/
rem /* フォルダコピー */
rem xcopy /Y /E /*コピー元フォルダパス*/ /*保存先フォルダパス*/
コマンドプロンプト(cmd)で実行できるか試してみてください。
問題なく実行できる場合は以下のタスクスケジューラで定期実行設定すると定期的に自動で実行されます。
batファイルをタスクスケジューラで定期自動実行する方法
batファイルをタスクスケジューラで自動で定期的に処理を起動するようにします。
以下が手順です。
1.タスクスケジューラを起動する
Windows検索で「タスクスケジューラ」を入力してタスクスケジューラのアプリが出てくるのでクリックする
2.タスクの作成を行う
タスクスケジューラを起動すると以下の画面が立ち上がります。
タスクの作成をクリックする
3.以下の各タブで設定を行う
「全般」タブで名前にタスク名称を入力しする
「ユーザがログオンしているかどうかにどうかにかかわらず実行すを」を選択する
「最上位の特権で実行する」にチェックを入れる
「トリガー」タブを選択する
「新規作成ボタンをクリックする
タスクの開始で「スケジュールに従う」を選択する
設定を「毎日」を選択する
開始に起動する時間を入力する
OKボタンを押す
「操作」タブを選択する
「新規作成ボタンをクリックする
操作で「プログラムの開始」を選択する
プログラム/スクリプトで①で作成したバッチファイルを指定する
OKボタンをクリックする
「条件」タブを選択する
「コンピュータをAC電源で使用している場合のみタスクを開始するのチェックを外す
OKボタンをクリックする
これで設定は完了です。設定した時間にファイルのコピーが実行されたかご確認ください。
まとめ
batファイルとタスクスケジューラでファイルを自動コピーする方法を紹介しました。
もし業務で定期的なファイルのコピーがある方は試してみてはいかがでしょうか?
残業の抑制、円滑な業務の推進等に役立てて見てください。
「Windowsで仮想ドライブを作成・解除する方法」も紹介していますので、もしよろしければ御覧ください。
|
最近のコメント