【ExcelVBA】処理速度が遅いときに設定しておきたい高速化設定
VBAの処理速度が遅く、処理速度を早くしたい人向けに書いています。
本記事の内容
・ExcelVBAで処理速度が遅いときに設定しておきたい高速化設定
ExcelVBA(マクロ)での処理が遅く、処理を高速化したいと思っていませんか?
ExcelVBAで処理速度が遅いときに設定しておきたい高速化設定を紹介します。
ExcelVBAで処理速度が遅いときに設定しておきたい高速化設定
以下の設定を行います。
・ScreenUpdatingプロパティで画面表示の更新を停止する
・DisplayAlertsプロパティで警告表示を停止する
・EnableEventsプロパティでイベントの発生を停止する
・Calculationプロパティで自動計算を停止する
・DisplayAlertsプロパティで警告表示を停止する
・EnableEventsプロパティでイベントの発生を停止する
・Calculationプロパティで自動計算を停止する
以下がExcelVBAで処理速度が遅いときに設定しておきたい高速化プログラムです。
- '*****************************************
- '* VBA実行処理高速化(高速化した処理前に設定)
- '*****************************************
- Sub PROCESS_START_FASTER()
- 'VBA開始時
- With Application
- .ScreenUpdating = False '画面更新の停止
- .DisplayAlerts = False '確認メッセージの停止
- .EnableEvents = False 'イベントの停止
- .Calculation = xlCalculationManual '計算方法を手動に変更
- End With
-
- End Sub
-
- '*****************************************
- '* VBA実行処理高速化(高速化した処理後に設定)
- '*****************************************
- Sub PROCESS_END_FASTER()
-
- 'VBA終了時
- With Application
- .ScreenUpdating = True '画面更新の停止
- .DisplayAlerts = True '警告やメッセージの停止
- .EnableEvents = True 'イベントの停止
- .Calculation = xlCalculationAutomatic '計算方法を自動に変更
- End With
-
- End Sub
プロシージャPROCESS_START_FASTERを高速化したい処理前に
プロシージャPROCESS_END_FASTERを高速化したい処理後に設定してください。
まとめ
ExcelVBAで処理速度が遅いときに設定しておきたい高速化設定を紹介しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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