VBAでSQL Serverに接続する方法【SQLサーバーデータベース(DB)接続】
VBAでSQL ServerにDB接続する方法がわからない方向けに書いています。
本記事の内容
ExcelVBAやAccessVBAからSQL Serverにデータベース接続する方法を紹介します。
会社の業務自動化やデータ分析等でSQL Serverのデータベースからデータを取得することがあると思います。
定期的な業務はVBAで自動的にデータ取得して、業務時間を大幅に短縮ですことが期待できます。
ぜひご活用ください。
VBAでSQL Serverに接続する方法
1.参照設定
参照設定からADO(ActiveX Data Objects)を使用することでExcelやAccess等のOfficeソフトからSQL Serverに接続することができます。
まず、ADOを使用するための参照設定を設定します。
①Visual Basic Editorを起動する
②Visual Basic Editorのメニューバーの「ツール」をクリックした後、「参照設定」をクリックする
③参照設定画面が開かれた後、参照可能なライブラリファイルから「Microsoft ActiveX Data Objects X.X Library」にチェックを入れてOKボタンを押す
ADOのバージョンは環境によって異なりますので、環境に合わせて読みかえください。
わからなければ、最新のバージョンを選択して使用してみてください。
2.SQLServerへの接続プログラム
SQL Serverに接続、切断するサンプルプログラムを以下に記載します。
- Option Explicit
- Public SQL_CN As New ADODB.Connection
- Public Const SQL_PROVIDER As String = “SQLOLEDB" 'プロバイダー
- Public Const SQL_DATA_SOURCE As String = “localhost,port" 'サーバ名,ポート
- Public Const SQL_DATABASE As String = “dbname" 'データベース名"
- 'SQL Server認証で接続する場合
- Public Const SQL_USER_ID As String = “user" 'ユーザID
- Public Const SQL_PASSWORD As String = “password" 'ユーザパスワード
- '*****************************************
- '* SQLServerDB接続
- '*****************************************
- Sub SQL_SV_CONNECT()
- Set SQL_CN = CreateObject(“ADODB.Connection")
- 'SQL Server認証で接続する場合
- SQL_CN.Open “Provider=" & SQL_PROVIDER _
- & “;Data Source=" & SQL_DATA_SOURCE _
- & “;Initial Catalog=" & SQL_DATABASE _
- & “;User ID=" & SQL_USER_ID _
- & “;Password=" & SQL_PASSWORD & “; “
- ’Windows認証で接続する場合
- 'SQL_CN.Open “Provider=" & SQL_PROVIDER _
- ' & “;Data Source=" & SQL_DATA_SOURCE _
- ' & “;Initial Catalog=" & SQL_DATABASE _
- ' & “Trusted_Connection=Yes; “
- End Sub
- '*****************************************
- '* SQLServerDB接続解除
- '*****************************************
- Sub SQL_SV_DISCONNECT()
- SQL_CN.Close
- Set SQL_CN = Nothing
- End Sub
まとめ
ExcelVBAやAccessVBAからSQL Serverにデータベース接続する方法を紹介しました。
SQL Serverのデータベースからデータを自動的に取得するプログラムに活用いただけたらと思います。
業務効率化等に必ず役に立つはずです。
最後までありがとうございました。
「VBAからOracle Databaseに接続する方法」
「VBAで外部のAccessに接続する方法」
も紹介していますので、もしよろしければ御覧ください。
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