パソコンのスクリーンショット完全ガイド!やり方から保存先、編集まで徹底解説
パソコンのスクリーンショット(スクショ)は、画面に表示されている情報を画像として保存できる便利な機能です。
しかし、いざスクショを撮ろうと思っても、やり方や保存先がわからず困ってしまうこともあるのではないでしょうか?
この記事では、パソコンのスクショについて、初心者の方でもわかりやすいように基本的なやり方から応用的なテクニックまで網羅的に解説します。
この記事を読めば、あなたもスクショマスターになれること間違いなし!
- この記事でわかること
- Windows、Mac別のスクショの撮り方
- スクショの保存先
- スクショの編集方法
- スクショを上手に活用するテクニック
パソコンのスクリーンショットとは
スクリーンショットの基本
スクリーンショット(スクショ)とは、パソコン画面に表示されている内容を画像として保存する機能です。画面全体を撮影することも、一部分だけを切り取ることも可能です。
皆さんは、「あのウェブサイトの情報をメモしておきたい」「エラーメッセージを保存しておきたい」と思ったことはありませんか?そんなとき、スクリーンショットが大活躍します。紙にメモを取る必要もなく、正確な情報をそのまま画像として残せるのです。
スクリーンショットが必要な場面
スクリーンショットは以下のような場面で役立ちます:
- オンラインショッピングの注文確認画面の保存
- ソフトウェアのエラー画面を技術サポートに送る
- オンライン会議での画面共有内容の記録
- ウェブサイトの情報やデザインの参考資料作成
- チュートリアルや説明資料の作成
「メールで説明するのが難しい」と感じたことはありませんか?そんなとき、「百聞は一見にしかず」でスクリーンショットを添付すれば、相手にも伝わりやすくなります。
スクリーンショットの活用方法
スクショは、さまざまな場面で活用できます。例えば、以下のような活用方法があります。
- Webサイトやアプリの使い方を説明する
- エラーメッセージを保存してサポートに問い合わせる
- オンラインゲームのプレイ画面を共有する
- プレゼンテーション資料に画面イメージを挿入する
基本的なスクリーンショットの撮り方
まずは、基本的なスクショの撮り方から見ていきましょう。WindowsとMacで操作方法が異なります。
Windowsの場合
Windowsでは、主に以下の方法でスクショを撮ることができます。
- PrintScreenキーを使う
- Windowsキー + Shift + Sキーを使う
- Alt + PrintScreenキーを使う
PrintScreenキーは、キーボードの右上の方にあることが多いです。
このキーを押すと、画面全体のスクショがクリップボードに保存されます。ペイントなどの画像編集ソフトに貼り付けて保存しましょう。
Windowsキー + Shift + Sキーを使うと、画面の一部分だけを切り取ってスクショを撮ることができます。
ショートカットキーを押すと画面が暗くなり、マウスで切り取りたい範囲を選択できます。選択した範囲はクリップボードに保存されるので、同様に画像編集ソフトに貼り付けて保存します。
Alt + PrintScreenキーを使うと、アクティブなウィンドウのみをスクショできます。
例えば、ブラウザのウィンドウだけをスクショしたい場合に便利です。
Macの場合
Macでは、主に以下の方法でスクショを撮ることができます。
- Shift + Command + 3キーを使う
- Shift + Command + 4キーを使う
- Shift + Command + 5キーを使う
Shift + Command + 3キーは、画面全体のスクショを撮るショートカットキーです。
デスクトップに画像ファイルとして保存されます。
Shift + Command + 4キーは、画面の一部分だけを切り取ってスクショを撮るショートカットキーです。
キーを押すとカーソルが十字に変わり、ドラッグで範囲を選択できます。選択した範囲はデスクトップに画像ファイルとして保存されます。
Shift + Command + 5キーを使うと、画面収録やスクショに関する詳細なオプションが表示されます。
タイマーを設定したり、保存先を選んだりできます。
ショートカットキーまとめ
OS | 操作 | ショートカットキー |
---|---|---|
Windows | 画面全体 | Print Screen |
Windows | アクティブウィンドウ | Alt + Print Screen |
Windows | 画面全体(自動保存) | Windows + Print Screen |
Windows | 範囲選択 | Windows + Shift + S |
Mac | 画面全体 | Command + Shift + 3 |
Mac | 範囲選択 | Command + Shift + 4 |
Mac | ウィンドウ選択 | Command + Shift + 4 → スペース |
Mac | スクリーンショットメニュー | Command + Shift + 5 |
覚えやすいショートカットはどれでしょうか?自分が使いやすいものを選んでみてください。
スクリーンショットの編集と活用法
切り取りと範囲指定
スクリーンショットで特に重要なのが「必要な部分だけを切り取る」技術です。個人情報や不要な部分を含めないようにしましょう。
Windowsの「Windows + Shift + S」やMacの「Command + Shift + 4」を使えば、必要な範囲だけを指定できます。
- 範囲指定のコツ:
- 正確に範囲を指定するには、拡大表示してから行う
- 四角形だけでなく、自由形状での切り取りも可能なツールを活用する
- 個人情報や機密情報は必ず切り取る
画面全体ではなく、本当に必要な部分だけを切り取ることで、相手に伝えたい情報が明確になります。不必要な情報を含めていませんか?
保存方法と保存先
スクリーンショットを撮ったら、適切に保存することが大切です。
- Windowsでの保存先
- Print Screenキーのみ:クリップボードに保存(直接貼り付け可能)
- Windows + Print Screen:ピクチャ > スクリーンショット フォルダに自動保存
- 切り取り&スケッチ:通知をクリックして編集後、保存先を選択
- Macでの保存先
- 基本はデスクトップに保存
- Command + Shift + 5 から保存先を変更可能
- クリップボードに保存するには Option キーを追加
「あれ、さっき撮ったスクリーンショットはどこ?」と探す手間を省くために、保存先を統一しておくと便利です。専用フォルダを作成しておくのもおすすめですよ。
スクリーンショットの貼り付け
撮影したスクリーンショットは様々な場所に貼り付けることができます:
- 文書への貼り付け:Word、Excel、PowerPointなどに「Ctrl + V」(Mac: Command + V)で貼り付け
- 画像編集:ペイントやPhotoshopなどで開いて編集
- メールへの添付:本文に貼り付けるか、ファイルとして添付
- SNSへの投稿:Twitter、Facebookなどに直接貼り付け
クリップボードに保存されたスクリーンショットは「Ctrl + V」(Macでは「Command + V」)で簡単に貼り付けられます。どんな場面で活用していますか?
スクリーンショットの便利ツール
Windows標準ツール
Windowsには以下の標準ツールが搭載されています:
- 切り取り&スケッチ(Windows 10/11)
- 矩形、自由形、ウィンドウ単位での切り取り
- 簡単な注釈付け(ペン、蛍光ペン、消しゴム)
- 遅延キャプチャ(3秒後、5秒後など)
- Snipping Tool(従来のツール)
- Windows 7/8からある従来のツール
- 新しい切り取り&スケッチに統合される予定
これらのツールは「Windowsキー」を押して名前を入力すれば、すぐに見つかります。標準ツールでも十分な機能がありますね。
Mac標準ツール
Macの標準スクリーンショットツールは多機能です:
- スクリーンショットアプリ(Command + Shift + 5)
- 画面全体/選択範囲/ウィンドウのキャプチャ
- 画面収録(動画撮影)も可能
- タイマー設定、保存先指定、サムネイル表示など
- プレビューアプリ
- キャプチャしたスクリーンショットを開いて編集
- 矢印、テキスト、図形などの注釈を追加
- トリミング、色調整なども可能
Macユーザーは、これらの標準ツールを使いこなせば、追加アプリは不要かもしれません。
おすすめの外部アプリ
標準ツール以外にも、より高機能なスクリーンショットアプリがあります:
- Snagit(有料)
- 高度な編集機能
- スクロールキャプチャ(長いウェブページ全体を撮影)
- 動画キャプチャ、GIF作成
- Lightshot(無料)
- シンプルで使いやすい
- クラウド保存、共有リンク生成
- 類似画像検索
- Greenshot(無料/オープンソース)
- 軽量で高速
- 様々な保存形式と共有オプション
- プラグイン拡張可能
特に長いウェブページ全体をキャプチャしたい場合は、スクロールキャプチャ機能のある外部アプリが便利です。普段使いには標準ツールで十分ですが、頻繁に使う方は専用アプリの導入も検討してみてはいかがでしょうか?
スクリーンショットのトラブル対処法
よくある問題と解決法
スクリーンショットで困ったときの対処法をご紹介します:
- スクリーンショットが撮れない
- キーボードのFnキーと併用してみる(ノートPCの場合)
- ゲームやセキュリティソフトの制限を確認
- OS再起動で改善することも
- 画像が見つからない
- Windowsの場合:ピクチャ > スクリーンショットフォルダを確認
- Macの場合:デスクトップを確認
- クリップボードに保存された可能性(ペイントなどに貼り付けて確認)
- 画質が悪い
- ディスプレイ解像度を確認・調整
- PNGなど非圧縮形式で保存
- 外部アプリで高画質設定を利用
「Print Screenキーが効かない」場合は、キーボードのファンクションキー(Fnキー)と組み合わせる必要があるノートPCも多いです。試してみてください。
画質とファイルサイズの調整
スクリーンショットの画質とファイルサイズのバランスも重要です:
- 高画質が必要な場合:
- PNG形式で保存(非圧縮、高画質)
- 解像度を落とさない
- 必要に応じて画像編集ソフトで調整
- 小さいファイルサイズが必要な場合:
- JPG形式で保存(圧縮率を調整)
- 必要な部分だけをトリミング
- 画像サイズを縮小
メールで送る場合はファイルサイズに注意が必要です。高画質すぎると送信できない場合もあります。用途に合わせて調整しましょう。
まとめ:スクリーンショットをマスターしよう
パソコンのスクリーンショットは、日常的に役立つ基本スキルです。基本的なショートカットキーさえ覚えれば、すぐに活用できます。
Windowsなら「Windows + Shift + S」
Macなら「Command + Shift + 4」か「Command + Shift + 5」
これらのキーを覚えておくだけで、仕事効率が格段に上がります。必要な範囲だけを切り取り、適切に保存・活用することで、コミュニケーションもスムーズになります。
皆さんも、この記事を参考にスクリーンショットをマスターして、日々の作業を効率化してみませんか?困ったときは、この記事に戻ってきてくださいね。
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